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 vol.206
 ラムネ誕生秘話
 夏祭りなどで見かけると、大人でもつい懐かしくて飲みたくなるラムネ。炭酸水に砂糖を加えてレモンの風味をつけた飲み物で、濃い緑色の独特の形のビンに入り、ビー玉で密封されています。ビンの形が独特なのは、飲むときに、ビン内に落としたビー玉が邪魔にならないように引っ掛けておける構造になっているためです。
ラムネがつくられたのはサイダーより古くて明治の初期だそうで、
一説では1886(明治19)年、コレラが日本で流行して世間が大騒ぎをしていたとき、「ラムネを飲むとコレラにかからない」と新聞に掲載されたことによって爆発的に売れたそうです。
語源はどうやら英語の「レモネード」の聞き取り違いからできた言葉のようで、口語だと「レモネッ」という感じになるので、それが「ラ・ム・ネ」になったのでしょう。しかし、実は中身はレモネードとはあまりにも違っています。レモネードとは、レモン果汁を搾ったものに砂糖と水を加えた飲料で、炭酸水は入っていません。色も白濁して透明ではないですし、かなりすっぱい飲み物です。
とくに、欧米や地中海周辺では、砂糖すらあまり加えずにそのまますっぱい果汁を飲む人も多く、あの甘いラムネとは、まったく異なるものです。
日本に初めてラムネがやってきたのは1853(嘉永6)年で、ペリーが浦賀に来航した際に、艦上で奉行たちに振る舞われたのが最初であるといわれています。
このとき、ラムネの栓を開けるポンという音を聞いて、江戸幕府の役人たちはいっせいに刀に手をかけて身構えたというエピソードが残っているそうです。その後、1865(慶応元)年に藤瀬半兵衛という人物がレモン水の名で売り出すも広まらず、「ラムネ」という名前になってから普及しはじめたということだそうです。
 最近のラムネの容器は、 プラスチック製のものが増えてきていますが、やはり歴史を感じる瓶に魅力を感じます。
松岡 裕介


 ツバメ
最近よく家の軒先でツバメを見かけますが、ツバメ達はなぜ人間の近くに巣を作るのでしょうか?
ツバメは渡り鳥で、夏と冬を別の場所で過ごす旅鳥です。ツバメの平均寿命は1年半、中には10年近くも生き続ける非常に強いツバメがいることも確認されていますが、小型な鳥のため多くの天敵にさらされていることが寿命の短さの要因です。また、生まれてから半年後の渡りの季節まで生き残るのは約13%で、生まれながらツバメは、厳しい生存競争にさらされています。
そんな厳しい環境に負けないようにツバメ達は、人家の軒先に巣をつくり、人がいる事を利用してツバメの外敵カラスやヘビ、スズメがあまり近づいてこないようにし、生存率を高めているようです。
また、ツバメが軒先に巣を作ると魔除けの効果があることや、その家に幸福をもたらすといういわれがあるようですが、それらは、外敵から巣を守るため、出入りの多い家や、安全な家を選んで巣づくりしていることから言われるようになったようです。
幸運のツバメはあなたの家に巣を作っていますか?もしかすると、良い事が起こるかも知れませんね。

小口 祐里


 「冷房」と「ドライ」の違い
 エアコンの切替で「冷房」「ドライ」ってありますよね?
なんとなくな思い込みで、ドライ=「除湿」?という認識をされている方もおられるかとは思います。
しかも、冷房よりも電気代は安いんじゃないか?と意見もありますが、 ドライでも温度設定があり、ちゃんとそこまで室温が下がります。ということは冷房機能もついていて、むしろドライ=「冷房+除湿」?…もしそうなら電気代は高くつきますよね。
 結論はドライの方が電気代はかかります。何故かというと、仕組みがポイントです。
一般的な家庭用エアコンの冷房とドライについてですが、
冷房は、単純にドンドン冷やすだけの仕事をし、設定温度ではっきりと涼しくなる事が求められていますが、除湿は、涼しくせずに湿気だけを取る事が求められています。
冷房は、冷やしているときに湿気もドンドン取れて水として排水されています。そして設定温度になったら休みます。室内温度が上がればまた動き出します。この繰り返しだけです。
 ドライは、空気中の水蒸気を取るため冷房することは同じです。仕組みは「いつも冷房して、冷えた空気を出せばよい」。このためドライは電気喰いです。
 私はこれまでドライも使ったりしていましたが、これを機に、ドライは使い分けていきたいと思います。
山田 勇希


 ジューンブライド
 6月といえばジューンブライド。直訳すると六月の花嫁、6月の結婚。欧米では古くから、6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活ができるという言い伝えがあります。これはギリシャ神話の主神ゼウスのお妃ヘラという女神が由来です。ヘラは最高位の女神で、結婚、出産を司り、家庭、女性、子供の守護神を云われており、ヘラが守護している月が6月のため、英語で六月がJuneとなったそうです。
 なぜ日本でジューンブライドが有名になったのか?日本では梅雨真只中。雨が続き、湿気も多く、蒸し暑さを感じる時期。まだジューンブライドという言葉が知られていなかった頃、全国のホテルでも梅雨時期である6月の挙式を避けるカップルが多く、式場はどこも閑散としたものだったそうです。そこで梅雨時期の売上げをどうにかしたいと考え、ヨーロッパの言い伝えに目をつけて、ジューンブライドや6月の花嫁は幸せになれると宣伝を始め、そのロマンチックな言い伝えに共感する人々へ普及していったそうです。
 日本で一番人気なのは気候の良い10月だそうですが、梅雨入り前の6月前半に式を挙げる人も増えてきているそうです。やはり女性の一つの憧れなのかもしれません。
平山 由希子