vol.197


 足のマメ・靴擦れ対処法
足のマメ・靴擦れ対処法アウトドアなどでマメが出来たり靴擦れになると、楽しいはずのレジャーが台無しになってしまいます。実際に私もよく靴擦れになるので、その度に苦しい思いをしています。そういう時のため、マメや靴擦れが起きないように予防すると同時に、起きてしまったときの簡易的な対処法を知っておくと便利です。 足にマメが出来る原因の多くは、足や靴下が湿った状態で歩き続けた場合・はき慣れていない靴で長時間歩いた場合だそうです。
足や靴下の湿り対策は、靴下の予備を持っておき、早めに取り替えるのが一番です。はき慣れていない靴の対策は、事前に履きならしておくしかありません。
あと、靴のサイズが大き過ぎることも原因のひとつです。靴が大き過ぎる場合は、インソール(靴の中敷)を入れたり、甲の部分にパッドなでスペースを埋められるモノを入れ、靴の中で足の遊びが少なくなるようにすることで防ぐことが出来ます。
あと、マメが出来そうな部分や靴擦れが起きそうな部分に、あらかじめ絆創膏を貼っておくことで予防することも出来ます。 もし、マメが出来た場合は、早めに手当てをする必要があります。
放っておくと、マメが潰れて菌が入る可能性があります。あと、登山などで歩き続けている場合は、マメをかばうようにして歩いてしまうため、通常より疲れやすくなります。
マメが潰れそうな状態であれば、マメの周辺を丁寧に洗い、消毒液などで消毒した針などを使ってマメに穴をあけます。そして、脱脂綿などを使ってマメの中に溜まっている水分を出しきり、再度マメを消毒したあと、絆創膏などを貼っておきます。その際、マメの皮を全て剥ぎ取ってしまうと、足が地面に触れただけでも、激痛で歩けなくなる場合があるため、マメの皮は剥ぎ取らないように注意して下さい。なお、針の消毒ですが、消毒液がない場合は針をライターなどであぶって、針に付いている菌がマメの中に入らないようにする方法もあります。
マメができたり、靴擦れになった時は、これらのことを試してみて下さい。
松岡 裕介


 食欲をコントロールできる技!
食欲の秋、おいしい物をついつい食べすぎてしまい、後悔した事はありませんか?その「ついつい食べ過ぎ!」を抑えてくれる夢のような物質が見つかったそうです。
まず、なぜ食べ過ぎてしまうのでしょか?それは、甘みや油脂、だしなどおいしい物を食べると脳内でβエンドルフィン(快感物質)が出てもっと食べたいと要求します。これが「過度の食欲」の原因のひとつです。
そこで、発見されたのが食欲を抑える効果のある物質「ヒスタミン」です。脳で、ヒスタミンが満腹中枢を刺激することで満腹感が高まるという仕組みです。ですが、ヒスタミンは脳内外にいると、鼻づまりやかゆみなどのアレルギー症状を引き起こすやっかいな物質です。薬を服用して効果を得るのは無理です。しかも、ヒスタミンは脳へ物質を運ぶ道、血液脳関門を通る事が出来ません。 ヒスタミンは「噛むこと」で脳内に増やすことが出来るとわかってきました。
さらにうれしいことに、脳内物質のヒスタミンは内臓脂肪も減少させるようです。
さて、それではどのぐらい噛むといいのでしょうか?噛む回数は30回程度が長続きしやすく、さらにひとくちの量を探ることで口数を増やす効果があります。慣れるまでは、「修行」のような食事ですが、慣れてくれば、薄味でも自然の食材の味がよくわかるようになるそうです。
小口 祐里


 日本酒風呂
最近過ごしやすい季節になりました。シャワーから湯船に浸かり体を温める人も多いのではないでしょうか? お風呂の入浴剤など種類がたくさんありますが、日本酒風呂ご存知ですか?
日本酒風呂に浸かることで体中の邪気やストレスの原因となるマイナスエネルギーを毛穴から出してくれるのです。そして保温や保湿効果、新陳代謝の促進、シミの改善、美白効果、血行の促進、体内の老廃物の排除、うつ病、肩こりや腰痛の緩和など女性にとって特に嬉しい効果だらけです。
お酒も色々と種類がありますが、純米酒を選べば良いです。原材料の欄に米・麹と書いてあれば良く、その他にこだわる必要はありません。お湯の温度は、少しぬるめの40度前後がオススメで三合ぐらい入れれば充分です。
私は家で眠っている日本酒を使って実践していますが、今では酒風呂用の日本酒なんかも売られていますし、そちらを使ってみてもいいですよね。お肌ツルツルになりますし、ぐっすり安眠できて良いですよ。 みなさまも癒しの入浴タイム時に、一度試してみてはいかがでしょうか?週末に頑張った自分へのご褒美なんてもの良いかもしれません。
平山 由希子

 本当は怖い指切りげんまん
 皆さんも子供の頃、友人や親と約束をする時に歌いながら「指切りげんまん」をしたことがあるのではないでしょうか。この指切りというフレーズが怖くて、幼少時には指切りをしたがらなかった記憶があります。
 この「指切りげんまん」の歴史は想像していた通り怖いものだったのです。
 「指切りげんまん」の起源は江戸時代の遊郭。江戸の遊女の間で自分の小指を切り落として特別にひいきにしている男性客に贈るということが流行っていたそうです。
つまり、あなたは特別な人で他の客とは違うという強烈な意思表示として行われていたようです。やがてこれが転じて約束を守る証として、今の「指切りげんまん」のようになっていきました。ヤクザの世界の「指詰め」の風習もここから生まれたものだとされています。そして「げんまん」とは「拳万」であり、ゲンコツで10000回殴るという意味です。
この歌、その後に「ウソついたら針千本飲ます」と続くのですから、冷静に深く意味を考えれば残酷で恐ろしい話です。
山本 拓也