vol.189

 爪で健康チェック
 ある雑誌に人間の爪と健康について、詳しくかかれていたので今回はそれをテーマにしてみました。
 あなたのツメを御覧になってください。タテに走るミゾがついていませんか?
 1本ですか? それとも2本?それなら、あなたがまだ若い証拠だと喜んで下さい。
しかし、数えきれないほどある人はお気の毒ですが、もうお年という事です。タテのミゾは四十代になるとほとんどの人にみられる現象だそうです。かといって、別に病気ではなく老化のあらわれにすぎません。
 しかし、横線が走ったら要注意です。あなたの健康状態でなく、気がついたかどうかは別にして数週間か数カ月前に、病気を体験している証拠なのだそうです。全身性の病気なら全てのツメの同じ場所に、局所性のものなら2、3本のツメに横線が走っているはずです。成人のツメは平均して一日で1ミリ伸びます。地層や年輪のように横のミゾが根元から何センチのところを計れば過去の病気がいつ頃か解ります。
 ではどんな状態の爪なら注意しなければいけないのでしょうか?
 たとえば女性の方に多いようですが白く濁っている爪は気をつけなければいけません。鉄分不足による貧血が原因として考えられます。
 また爪の表面に横線がある状態も気をつけなければいけません。栄養不足だったり、ストレスが原因と考えられています。 他にも、動かない白線、黒ずんだ黄色、バチ状指、ツメが盛り上がるなどは要注意のようです。そのような爪になってしまった場合は、解消方法として生活習慣の改善をお勧めします。食生活や規則正しい生活を心がけるようにすれば、健康な爪に戻ることができると思います。
 しかし、迷信もあるようです。例えば、ツメの根元にある乳白色の部分を爪半月(三日月)といいますが、これがなくなると、病気だという噂話を聞いたことがありますが、まったく根拠のない俗説だそうです。また移動性の白い点と線は美容上問題になっても健康上は決して問題はありません。
 ちなみに、健康的な爪の条件は「きれいなピンク色で、表面が滑らかであること。自然なカーブを描いており、爪周辺の皮膚が荒れていないこと」だそうです。
 普段なかなか意識しない自分の爪。たまには指先にも注意を向けてみてはいかがでしょうか。
松岡 祐介


 イクメンはリストラのターゲットになりやすい?
 最近は女性社員の育児休業取得はもはや当たり前。男性社員の育休取得率も昨年度は2.6%にまで上昇し、過去最高を更新しました。
 仕事一筋ではなく、「ワーク・ライフ・バランス」を重視する「イクメン」は女性からも子供からも大人気です。しかし、「企業が本気でイクメンを歓迎しているか?」というと、残念ながらそうとは言えないようです。
 イクメンというだけで即リストラ候補というわけではありませんが、凡人は長時間働かないことには、そう簡単に成果は出ません。だから、残業もせず早々に帰宅する社員は、結果としてリストラ候補になりやすいらしいのです。
 さらに以前は、リストラしてしまうと、家族持ちのほうが被害甚大だと情状を考慮され、身軽な独身が切られる傾向にありましたが、最近は『奥さん、働いてたよね?』なんて言われて切られるパターンが増えているようです。
 イクメンの多くは、奥さんがワーキングマザーの共働きのようなので、「リストラしても路頭に迷わない」と思われる場合があるようなのです。
 もっとも、育休や時短勤務を取得した後、不本意な部署に配置させられた場合は、育児休業を理由とする「不利益取り扱い禁止」を定めた育児介護休業法十条に違反するとして、裁判に持ち込めば勝てる可能性が高いですが、裁判に勝ったところで、働き続けるのは難しいのではないでしょうか。家庭重視の行き過ぎには今一度考えなければいけないところかもしれません。
大村 朋子


 春です。鬼です。節分です。

 2月3日は「節分(せつぶん)」です。節分とは、「季節を分ける」季節が移り変わる節日を指し、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日で一年に4回です。
 日本では立春は一年のはじまりとして、とくに尊ばれたため、次第に節分といえば春の節日のみを指すようになっていったようです。
 そんな節分ですが、主役といえばやはり「豆まき」、そんな豆まきのかけ声は「鬼は外、福は内」がスタンダードですが、鬼を祭神または神の使いとしている神社、寺社では「福は内、鬼も内」なんていうかけ声を使用しているところもあるそうです。
 毎年、節分になると各地で豆がまかれ家から鬼が追い出されますが、その追い出された鬼たちは一体どこに行っているのでしょうか?

 その辺でガタガタ震えながら節分が過ぎるのを待っているのでしょうか?
そんな鬼達は、「鬼も内」どころではなく「他の地域で追い出された鬼、みんなおいで!」という、超・鬼フレンドリーな節分祭が行われている町、群馬県の鬼石町(現在は藤岡市)に行っているのではないでしょうか?

 この町はその昔、弘法大師の念仏におどろいた鬼が放り投げた石、その石の上に町が出来たという伝説があるそうです。だからこそ「不憫な鬼たち、みんないらっしゃい!」という、節分祭が開かれるようです。
 確かに、節分で家から追い出された鬼たちがどこに行っているのか気になっていましたが、もしかしたらこの町に行っているのかも知れませんね。
小口 祐里


 手話なら世界中の人と話せるの?
手話は、手の形や動きで意思の疎通をはかりますが、この手話によって世界中の人達とコミュニケーションをとることは可能なのでしょうか?もし可能であれば、常日頃外国の方と話してみたいと思っている願いが多少なりとも叶うのではないか、手話で世界中の人達とコミュニケーションがとれれば、外国語をいくつも勉強せずに済むので一石二鳥どころか何十鳥です。
 しかし残念ながら手話で世界中の人と意思の疎通ははかれないそうです。ボディーランゲージが発達してできた手話は、音声の言語と同じく国によって表現が異なるそうです。
 例えば、日本では親指を立てると「男」で小指を立てると「女」を意味するそうですが、アメリカでは親指が「良い」で小指が「悪い」という意味になり、同じ動作でもまったく関係ない違う意味になってしまうわけです。 
こうした違いは、しぐさや身振りの解釈が国や文化によって異なることから生じているそうで、手話にはまだまだ文化の壁があるようです。
 やはり世の中、そう簡単にはいかないので地道に外国語の勉強でもしていきたいと思います。
山本 拓也