vol.184

 自動販売機
 現在は自販機では実に多様なものが販売されています。
ドリンクやタバコは言うに及ばず、切符、入場券、たまご、米、納豆、
おでん、新聞、雑誌、CD、DVD、などなど… 
中でもよく利用するのがドリンクやタバコなどを買うときと、
電車の切符を買うときでしょう。

 ところで、この二種類の自販機には決定的な違いがあることにお気づきでしょうか。
 それは、硬貨投入口の形です。飲料類自販機の投入口は横型ですが、駅で切符を販売するものは縦型なのです。これは一体なぜなのでしょうか?
 言うまでもなく、自販機は入れられたお金が何円かを識別しなければなりません。コインの大きさや重さ、色などでそれを行うわけですが、この識別装置の設置方法の違いが、縦型と横型の差を生んでいるのだそうです。
縦型の投入口だと、入れられたコインはコロコロ転がって素早く識 別装置に入り、商品が購入可能になります。しかし、横型だと滑りながら落ちていき、抵抗が大きいので処理速度は落ちてしまいます。
 大勢の人が並んで買う切符の販売機の場合、処理速度が命です。少しでも遅ければ客にストレスを与え、行列ができて業務にも支障をきたします。
 そこで、切符の発券機には縦型の投入口が採用されているのだそうです。
 では、なぜ飲料用の投入口は横なのでしょうか。飲み物を買うときも、早いに越したことはないはずですが、実は縦型には欠点が存在します。識別装置がスペースを取ってしまい、自販機のサイズが大きくなることです。
 対して、横型を使うとコンパクトに収まります。飲み物やタバコなどの自販機は、設置場所の都合上、なるべくスリムなデザインにしなければなりません。その上で、商品を可能な限り多く入れる必要があります。多少処理は遅くとも、場所を取らない横型投入口を使ったほうが有利、ということなのです。
 また、最近は投入時にコインが入れやすく、誰でも利用しやすいユニバーサルデザインの自販機も登場している。使いやすさのために日々たゆみない努力を続ける自販機メーカーの方に改めて敬意を表したいですが、飲み物の値段、もう少し下げてもらえないでしょうか。
松岡 祐介


 マイナス50度でも凍らない池がある!
 この暑い夏に暑苦しい話をしては体が茹だってしまいかねないので、ちょっとヒンヤリとした話を一つ。
 一般的な状況下では、水は0℃で凍ります。0℃で凍らなかったら湖でワカサギ釣りができないかもしれませんし、冷凍庫で氷を作るのも容易にできません。
 氷を作るのが容易じゃなくなれば、かき氷の値段が何倍にも跳ね上がる!かもしれませんね。
 ところで、この地球上にはマイナス50度でも凍らない湖があるそうです。それは南極ヴィクトリアランドドライバレーにあるドンファン湖。
 一帯の平均気温はマイナス40度という気温にもかかわらず、この湖は凍結していないのです。調査によると高濃度の塩分(海水の18倍以上)が含まれており、それが凍結しない理由のようです。
 ある越冬隊員がこの湖に訪れたとき、マイナス54度という低温だったにもかかわらず凍結していなかったそうで、それから世界でも例を見ない珍しい不凍湖として知られる事になったそうです。世界には私達の常識をはるかに超えた珍しい土地があるものですね。
山本 拓也


 布団丸洗い
 節電の夏はエアコンの消費を抑えようと寝苦しい夜を過ごしておられる方も多いのではないでしょうか。やっと寝付けてもたくさんの汗で目覚めることも度々ではないでしょうか?パジャマは洗えても布団はなかなか洗えないのが現状ではないでしょうか。
 実はそのふとんは汗、アカ、フケ、カビ、ホコリなどダニが好むエサで溢れています。またふとんには適度な温もりや湿り気があるので、ダニが大繁殖する環境が整っているのです。その上「中わた」には、やっかいなアレルギー疾患を引き起こしやすいダニのフンや卵、死骸などでいっぱいです。
 こんなふとんを使っていると「ダニアレル物質」をどんどん吸い込んでしまいハウスダストアレルギーを発症してしまいます。
 ならばパジャマのように布団を洗えばいいのではないでしょうか?とはいっても布団は大きくて重いため家庭で洗うとガタガタと洗濯機が揺れたり、水を含んだ布団が重すぎて竿に掛けられなかったり、干す場所がなかったり、しっかり乾くまでに数日掛かったりと色々難題があります。

 そこでオススメしたいのが、「ダスキン布団丸洗い宅配サービス」です。
重くてかさばる布団を持って行ったり引き取ったりの手間なしで、お申し込みからお届けまで簡単ラクラクです。
 料金も2枚セット8505円、3枚セット10479円とお手頃価格です。
私自身このサービスを利用して満足しました。
この機会にふとん丸洗いにチャレンジされてはいかがでしょう。
大村 朋子


 アイスクリーム頭痛
 夏の暑い日には、やはり冷たいかき氷やアイスクリームが食べたくなりますよね!
 でも、冷たいものを急いで食べてしまうと食べたときに「キーン」と頭が痛くなります。その症状の名前は「アイスクリーム頭痛」と言います。
かわいらしい名前に対して、その時の頭痛はかなりの痛さですが、通常痛みは10〜20秒、
長い人で2〜5分で治まります。
 では、なぜ頭痛が起こるのでしょうか?
 実は、急いで食べると氷が溶けないままノドの奥にぶつかり「冷たい」という情報が三叉神経に伝わりますが、急いで食べるため反応が追いつかず「痛い」という情報と混線してしまうため頭が「キーン」と痛くなってしまうそうです。解決方法としては、アイスクリームもかき氷も脳にこれから食べますよ〜と言い聞かせるようにゆっくり食べることだそうです。中には一回も、アイスクリーム頭痛になった事がない人もいるそうです。なんとも羨ましい…。
 今年の夏は、アイスクリーム頭痛に気をつけながら、自分に合った速さで、おいしく味わいながらアイスクリームやかき氷を食べてみてはいかがでしょうか?
小口 祐里