子供たちはまだ小さいので好き勝手に話す英語が全然理解できず、楽しみが一杯だったのに、行ってみたら「辛い」と感じるスタートでした。それを和らげてくれたのがロビンでした。英語の苦手な僕にも分かるようにゆっくり話をしてくれたり、多くの事を分かりやすく教えてくれました。またロビンは最初から「息子が一人増えただけの話!」と話して、家事などもティムやサム達と分担してやらせてくれました。また夕食後の「二人だけで色々と話をする時間」が僕のオーストラリアでの生活を支えてくれ、英語で話し、それが相手に伝わる事の楽しさを感じさせてくれました。言葉の壁を感じて、窮屈でピンと張っていた僕の肩をポンッとたたいて和らげてくれました。そして帰国する時に「また必ず“ただいま”ってこの家に帰ってくるね」と話をして別れました。
そして先日、そのロビンの家に行き、入る時に「I’m home !(ただいま)」と言って家に入りました。するとロビンも「Welcome!」と言ってハグをしてくれました。懐かしさと嬉しさとなんともいえない気持ちで一杯になり思わず涙がこぼれました。
10年以上たってやっと言えた「I’m home!」は感動でいっぱいの一言になりました。
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