vol.143

 HONDAハイブリット車「インサイト」
 HONDAが2月6日に新型ハイブリット車「インサイト」を発売しました。 ハイブリット車のよさは、燃費がいいのと、排気ガスが少ないこと、またエンジン音が静かな事です。発売当初から素直にこの車は売れるだろうなと感じました。

 TOYOTAが出している「プリウス」は200万円超。よく似たスタイルのHONDAの「インサイト」は189万円〜。この戦略的な価格はこれからの消費者の心理を掴むことでしょう。
 ちなみに、三菱の電気自動車は燃費はいいのにいままでの車より走行距離が短いのと、軽自動車にしては価格が高いのがネックになるような気がします。
 などを含めて考えると、走行距離もいままでの車と変わらず、また消費者の環境への意識と「プリウス」の値段に二の足を踏んでいる消費者が「インサイト」を選ぶのは考えられる範疇ですね。そうなれば、燃費のいい車が世界中に、地球にやさしい車でいっぱいなはずです。


 世界一のTOYOTAが先行したハイブリット車をようやくHONDAが追従した瞬間だったかもしれません。HONDAの車が好きな私には、世界のTOYOTAに追いつけ!追い越せ!ってな感じです。
 なお、エコカーを対象とした、グリーン減税が発案されているのを知ってましたか。

 

平成17年から導入されていますが、平成21年度税制改正法案の中に盛り込まれているグリーン減税は、金額が違います。
 一定のエコカーを新車で買う際に、自動車取得税や重量税などが免税、又は減税。 例えば、ハイブリッド車「インサイト」を買うとすると、
自動車取得税で8万1000円
自動車重量税で5万6700円  合計で十三万7700円の金額が免税されます。
 これは、知っていて損はないはずです。
 もうすでにハイブリット車を買ってしまった方、星マークシールの付いている環境性能車を利用しておられる方にも、新車から三年以内のクルマなら、最初の車検時に次の二年分の自動車重量税が免税になるそうです。
 でも、この新税制、自動車業界はあまりPRしていないですよね。何故でしょうか。本来なら購入価格や維持費が安くなるので、車が売れることにつながるのですが、当然ながら消費者に導入日が明確に知れ渡れば、それ以前の買い控えが起きてしまうからかもしれません。

 そう思うと自動車メーカーにとっては、おおっぴらには言いたくないのかもしれませんね。そりゃあ、導入後なら大宣伝するでしょう。最近販売されたファミリーカーの多くは減税対象のようですから…。これも商売上手のなせる技かもしれませんね。

大村 朋子

 『I'm home』
 先日、お休みを頂いて僕の“第2の故郷”といってもいい国のオーストラリアに行ってきました。

 大学生の時にオーストラリアのメルボルンに留学に行きました。CITYからトラム(市電)で20分ほどの町でホームスティをしていました。スティさせてもらったのはRobin:ロビン(ホスト・マザー)とティム&サムという二人の息子の母子家庭でした。

子供たちはまだ小さいので好き勝手に話す英語が全然理解できず、楽しみが一杯だったのに、行ってみたら「辛い」と感じるスタートでした。それを和らげてくれたのがロビンでした。英語の苦手な僕にも分かるようにゆっくり話をしてくれたり、多くの事を分かりやすく教えてくれました。またロビンは最初から「息子が一人増えただけの話!」と話して、家事などもティムやサム達と分担してやらせてくれました。また夕食後の「二人だけで色々と話をする時間」が僕のオーストラリアでの生活を支えてくれ、英語で話し、それが相手に伝わる事の楽しさを感じさせてくれました。言葉の壁を感じて、窮屈でピンと張っていた僕の肩をポンッとたたいて和らげてくれました。そして帰国する時に「また必ず“ただいま”ってこの家に帰ってくるね」と話をして別れました。
 そして先日、そのロビンの家に行き、入る時に「I’m home !(ただいま)」と言って家に入りました。するとロビンも「Welcome!」と言ってハグをしてくれました。懐かしさと嬉しさとなんともいえない気持ちで一杯になり思わず涙がこぼれました。
 10年以上たってやっと言えた「I’m home!」は感動でいっぱいの一言になりました。

寺内 到
 桃太郎

3月3日は雛祭りです。「桃の節句」ということなので今回は桃繋がりでちょっと無理がありますが、桃太郎について紹介させて頂きます。
桃太郎というと桃の中から生まれたと有名ですが、江戸時代に書かれた本の中には、桃を食べたお爺さんとお婆さんが若返って子作りに励んだ末に桃太郎が生まれたという物もあります。

中国では古来より桃は「若返り」、「不老不死」に繋がるとされています。西遊記の孫悟空も神様の育てた桃を食べたために不老不死の力を授かっています。
桃太郎伝説は一般的に岡山県が有名ですが愛知県犬山市には桃太郎神社があって、木曽川付近には、
お婆さんが洗濯していて桃を拾った時に立っていた岩にお婆さんの足跡が残っているとも言われています。


桃太郎は鬼ヶ島に鬼退治に出かけますが、鬼は角が生えていて寅のパンツを履いているのが定番ですが、実はこれには深い理由があります。鬼門という言葉がありますが、あれは方角で言うと北北東にあたります。これは干支の方角では丑寅の方角です。だから鬼は牛の角と寅のパンツなのです。さらに鬼退治のお供、犬・猿・キジというのは、鬼門の反対側に干支の戌申酉がいるからなのです。子供の頃から知っているはずの話には知らないことだらけです。他の昔話にもいろいろと意味の深い話がありそうです。また調べて紹介させて頂きます。
藤居 宗一郎


 韓国ドラマの形態

 最近、日本でも人気の韓流ドラマ。韓国ドラマは日本のドラマとはだいぶ形態が違います。今回は、その違いについて、調べてみました。

 連ドラは、なんと週2回(!)放送が基本。きょう見たら、その続きは「次週へ…」ではなく、明日。 その後は、なんとか我慢して、翌週に…といった感じです。だから韓国ドラマは“月火ドラマ”“水木ドラマ”“週末ドラマ”と、2日続きなワケです。そして、空いた週末には1回きりのドラマとか映画などが放映されます。ほかに、毎日放映される“日々ドラマ”もあります。
 ほかに日本との違いといえば、日本では連ドラ放送中は間に約3回はCMが入りますが韓国ではCMは最初と最後にまとめて流れるので、ドラマが始まったらCMは流れません。これは一度見たら席を立たせないという意図なのでしょうか…?日本では良いところでCMが入ったりするので、ムッとすることもしばしばですが、韓国ドラマではトイレ休憩はできないってことですかね。

また、日本のドラマはCMを抜くと45〜46分程度の内容になりますが、韓国はCMが入らないので70分の内容になります。ドラマによっては50分ってこともありますし、韓国ドラマは日本ドラマに比べアバウトな形態をしています。

松岡 裕介