vol.137

 食欲の秋

 朝と夜、暑いんだけどなんとなく少し肌寒い感じがする。
 それが秋。
 相変わらず日中は暑い。
 しかし、夕方になると適温になり、いろいろなことをやる気にさせてくれる。
 秋というと、「〜の秋」とよく耳にしますが、私は「食欲の秋」が好きです。季節が季節なだけに、たくさんの果物が旬をむかえ、あれも食べたい、これも食べたい、という気持ちになってしまいます。

 その中でも私は【梨】が好きです。瑞々しくてほどよい甘さが、とてもおいしく感じるのです。少し喉が渇いたとき、水を飲まないで、梨を食べたこともあるくらいです。よく食べたので、包丁で皮をむくのがうまくなりました。

 また、秋といったら、【さんま】を忘れてはいけません。
近所の魚屋さんは、毎年秋になると、新鮮でプリプリに太った大きなさんまを仕入れて軒先の目立つ場所に並べます。ちょっと値は張りますが、脂が皮と身の間にうっすらとあって、最高においしいのです。大根おろしをたっぷり用意して食べます。かつては、好きこのんで毎日食べていたこともありました。
 コンビニでは、【中華まん】が登場します。店の中に、肉まんの容器があり、そこから湯気が出ています。そしておいしそうな香りがただよっています。ホカホカのアツアツを「がぶり」と食べます。
まわりの生地はとてもやわらかくて、中の具は桁違いにおいしいです。
 また、【あんまん】も大好きです。中華風のアンなのでしょうか、独特のおいしさで、私の好みにぴったり合い、やみつきになりそうです。
 【石焼き芋】も最高です。サツマイモを一番おいしく食べる調理法だと思います。サツマイモの甘さが充分に引き出されているし、あの香ばしさはとても食欲をそそります。ふかしイモではあの香ばしさはありません。焚き火などで焼いた場合、香ばしさはあるのですが、熱の通り方、やけ具合に納得がいきません。石がすごく重要だと思います。直火ではなく、石を通して焼かれるから、あのおいしさなのだと思います。石焼き芋は、食物繊維やビタミンCがたくさん含まれていて、健康にいいということです。
 イモといえば、【イモ掘り】をしてみたいですね。少しずつ掘っていき、イモが顔を出してきたら慎重に、傷つけないように掘り続ける。幼稚園、小学校のときにやったきりなので、機会があればやってみたいと思います。
 …そして、缶飲料の自動販売機に【コーンポタージュ】と【おしるこ】が出てくると、もう冬はそこに来ています。
松岡 裕介

 『白馬大雪渓登山』
お盆に、行く予定でした。
 数年に一度の僕の中での大イベントのこの登山。今年は諸事情があって断念致しました。
 日本一のスケールを誇る白馬大雪渓(全長3.5q標高差600m)を縦走するには、本格的登山の準備が必要です。その本格的登山準備(内容は省略)に加えて絶対に無いといけないモノ。それは「アイゼン」です。 このアイゼンは雪渓を歩行中の“滑り止め”と“疲労防止”の役割を担っています。白馬大雪渓登山の醍醐味はもちろん「雪渓」を歩くことです。雪渓の手前にきたら、履いている靴の裏側にアイゼンを装着。そして、雪の上をアイゼンを《突き刺し歩き》しながら、登って行くのです。夏山なので上からは強い日差し、でも下からは雪の冷気がふわぁ〜〜〜とあがっているのです。その中をひたすら登る。大雪渓部分を越したら後はまた本格的登山ルートが続く。

そして白馬岳頂上直下(2832m)にある大山荘の「白馬山荘」に宿泊。ここでは3000m手前の場所でなんと生ビールが飲めるのです!この生ビールがどこで飲むよりも、確実に“一番美味しい”と胸を張って言えます。 本格的登山なのでこの美味しいビール体験を!するには厳しいという方には、お手軽に行ける、【猿倉〜白馬尻】のルートをオススメします。猿倉から歩き始めて1時間半。
服装や装備は軽登山でOK。
「白馬大雪渓」の一番下の部分で夏にちょっとした雪遊びが堪能できます。
もし、興味を持って頂いた方、またご経験の方がいらっしゃったら是非「大雪渓談義」をしましょう!
 お盆明けの土砂災害により、なくなられた方のご冥福をお祈り致します。
※この原稿は事故が起きる前に書かれたものです。       
寺内 到

 蚊がとまったら、どうしますか?
 蚊がとまれば叩くのが一番ですが…
ブーン…ブーン……あっ、蚊がとまった。
 様々な蚊とりグッズを使っていても、目の前で蚊がとまっていたら叩いてとるのが一番。
腕でも、頬でも、壁でも、ペチンと叩き潰せば手っ取り早く退治できます。
 しかし、せっかく蚊が退治できても後悔する場合があります。 それは、潰した場所を汚してしまうこと。きれいな服や白い壁に、潰された蚊の汚れや血液がついてしまうと厄介です。手も汚れますしね。
 そんな時におすすめなのが、蚊を気絶させてとる方法。覚えておいて損はありません。
やり方はいたって簡単。手の平でかるく空洞をつくり、その手で蚊を素早く叩きます。叩き潰すのではなく、覆うような感じです。
すると、その風圧で(?)蚊が気絶するんです!
 この方法は、以前飛騨高山に住んでいた頃、旅行で京都に訪れた際に、お茶の師匠から教えてもらった話です。
 情緒溢れる町家の茶室では、涼風とともにやってくる蚊がたくさんいます。みなさん正座しているため蚊はもっぱら低空飛行しており、その蚊を叩き潰してしまうと、畳や着物、さらに足袋も汚れてしまうことに。
 手もとに団扇があれば素早く叩いても構いませんが、あくまでも潰さないのがポイント。蚊が気絶している間に、懐紙(茶の湯で使う和紙)でつまんでしまいます。とてもユニークな退治法ですが、あとさきのことを考えた気配りに満ちた方法なので、これはと思うシーンでお役立てください。

大村 朋子


 リニューアル
 この度、洗濯用洗剤が新しく成りました。
従来の物より衣類の色合いや風合いを大切に守ってやさしく、しっかり洗い上げます。
溶け残りなしの液体タイプ。新タイプのボトルで使いやすさアップです。

特徴といえば、
1)肌にも衣類にもやさしい蛍光剤無配合
デリケートな生成りや淡色系の繊維にも安心してご使用いただけます。
2)環境にやさしい主成分は植物系原料
洗浄力にすぐれ、環境にもやさしいので、安心してご使用いただけます。
3)W酵素配合で、洗浄力がアップ
タンパク質を分解し、脂質を分解する酵素で、
ハードな汚れや汗のニオイも洗浄します。
4)部屋干しのイヤなニオイを防ぐ除菌剤配合
部屋干しした時のイヤなニオイを防ぎます。

5)すすぎがスピーディな低泡性
節水や節電につながり、泡が少ないので節水型洗濯機(ドラム式)にも適しています。
6)液体洗剤だから溶け残りなし
液体洗剤だから、冷たい水でも洗剤の溶け残りがありません。
7)ほんのりマルベリーの香り
洗い上がりはほんのりと、とっても自然な香りに仕上がります。
時代のニーズに応えた洗濯用洗剤を是非お使い下さい。
藤居 宗一郎